今年、没後60年を迎える火野葦平は、昭和に活躍した若松区出身の作家です。葦平は、小説「糞尿譚」で芥川賞を受賞し、「花と龍」が何度も映画化されるなど、一世を風靡しました。番組では、若松区に残る葦平の足跡を、アメリカ出身のパトリック・スペルマンさんが辿ります。火野葦平資料館をはじめ小説のモデルになったお地蔵様、葦平が作詞した「筑前若松五平太ばやし」の実演など、若松と河童を愛した葦平に触れる文学散歩をご覧ください。