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九州テレビ特派員の空きれいです。外に出る際に冬の訪れを感じますが、紅葉もピークを迎えつつある時期でもあります。
今回のアイフォトライフは紅葉スポットで撮影する際ののコツです。普通に撮影してもきれいな紅葉ですが、コツを知ればますます印象に残る写真になります。それをお伝えできればと思います。

 

1.撮影スポットの定番ポジションを知ろう

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今回のアイフォトライフで使われる写真は、山口県下関市にある『功山寺』というお寺で撮影したものです。
功山寺は、仏殿の鎌倉時代の禅宗様建築や明治維新の際、高杉晋作が功山寺で挙兵したことでも有名ですが、近年は紅葉スポットとしても有名です。そのため、ネットや書籍など様々なメディアで写真が掲載されています。
いいなと思う写真を見つけたら、そのポジションに近い位置で写真を撮ってみましょう。恐らく普通にとるよりもいい感じになるでしょう。

 

光の加減に気を付ける

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きれいな紅葉を見て写真を撮ったけど、どこか鮮やかさが欠けて暗い…。といったことがあると思います。
そういった場合は、光のさし加減が弱いか、逆光が主な原因です。
対処法としては、三脚や一脚といったカメラを固定するものを用意して露出補正をするか、順光かサイド光のある場所を探すかです。
光の加減に気を付けて撮影をしましょう。

 

足元にある落ち葉を撮る

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きれいな紅葉スポットに行くと、目の前の風景に圧巻されて足元にも綺麗な落ち葉がたくさんあることを忘れがちです。
落ち葉でも、時期や場所によって色合いが異なります。よく注意して撮影してください。

 

水と落ち葉

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参道を外れて、少し歩けばそこに苔の生えた林と静かに流れる水路。よく探せば手水石に、落ち葉が何枚も溜まっていました。
きれいな水と落ち葉の組み合わせはそのあとに行っても見ることができないある種の儚さを感じます。見つけられればぜひ撮影してみるといいでしょう。

 

私だけのスポットを見つける

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功山寺には参道が二つあって、その間の林には様々なものがあります。石碑、井戸水を組むための手押しポンプ、そして古いお墓らしきもの。よく目を凝らして、歩いて、私だけのスポットを見つけましょう。そうして印象の残る良い写真は生まれます。

 

Photo&Writing :九州テレビ特派員 空きれい