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鼓の胴の松飾りは、藩政時代から作られている伝統の松飾りである。このしめ飾りは米俵を基本としており、その飾り方は蓮池流などといって自慢されており、平成元年よりずっと蓮池公民館と芙蓉中学校の正門に掲げられている。
「佐賀藩主鍋島勝茂公は島原の乱において、勝利のきっかけを作ったが、逆にそのことが軍令違反とみなされ、閉門を命じられた。1638年のことである。年末を迎えた江戸・鍋島屋敷ではひっそりと新年を迎えようとしていたが、12月28日に処分が解かれた。不意の開門で正月の準備がなく、納屋にあった米俵などを用いてにわかに松飾りを作った。その形が鼓の形に似ていたので鼓の松飾りといいこれを吉例とした。」

出典:ワークショップ葉隠研究

SAGACITYTV2013より掲載